「就職して自立した生活を送りたい」、ニートの中にはそう感じる方も少なくありません。
しかし、「就活が怖くてなかなか行動に移すことが出来ない」と同時に感じることも多いです。
そこで本記事では、
- なぜニートは就活が怖いと感じるのか
- ニートが就活の恐怖心を克服するための方法
- ニートにおすすめの職種、転職エージェント
- ニートの面接対策
といったことを紹介していきます。
本記事を読めば、「就活は怖くない」といった自信を身に付けることができます。
みなさんの脱ニート就職探しのきっかけになってくれれば幸いです。
目次
ニートは就職のどんなことに怖いと感じるの?
ニートは就職に関して漠然とした不安があることから恐怖心を感じます。
具体的にニートは就活において
- 就活に失敗するかもしれないと感じる
- 人付き合いができるかどうか心配
- 自分を否定してしまい、就活への一歩が踏み出せない
といったことを考えてしまい、そこから就活に対して「怖い」と感じてしまいます。
特に、人生のどこかで失敗したことが原因でニートになる方が多いため、ニートは失敗に関してすごく敏感なのが特徴的です。
こうした就活に対して怖いと感じることと「就活恐怖症」と呼びますが、ニートはこの症状を感じる方が多いです。
これからもニートのままだとどうなる?
まず、ニート期間が長ければ長いほど就職しにくくなります。
なぜなら、年齢が高いということは社会的にはそれなりの経験やスキルを持っていると判断されるためです。
また、生活にかかる費用を親などの援助で賄っている場合、経済的負担が重くなり生活が厳しくなります。
ニートの生活にはこうした大きな弊害がいくつも存在しているのです。
実は就職を怖いと思うことは問題ではなく、本当に問題なのはニート生活から抜け出せないことなのです。
そのため、就職したいと思うのならば今すぐに何らかのアクションを起こしましょう。
みんな就職に対して恐怖心を持っている
「自分は何でこんなに就活が怖いのか…」と悲観的になってしまってはいませんか。
しかしこれは自分だけではなく、実は就職に対して怖いと感じない人はいないのです。
なぜなら、新しいことを始めることや未経験の状況に置かれる時、人間は不安を感じるようにできているからです。
また、就職先の企業の上司はみなさんが不安を感じていることを分かってくれます。
そのため就職を怖いと思うのは恥ずかしいことではなく、ごくごく普通のことだと覚えておきましょう。
もし就職して最初は不安を感じたとしても、徐々に慣れていくことが出来れば大丈夫なのです。
失敗しても落ち込みすぎないで、次にその失敗を活かすようにしましょう。
就職の「怖い」という感情を克服しなくても良い?
就職においてニートが怖いという感情を克服するのは容易ではありません。
そこまで聞くと、「なんだ、結局自分にはできないのか」とがっかりする方がいます。
しかし、この「怖い」という感情を何も全部克服しなくても良いのです。
就活に関して恐怖心を完全に克服できないとしても、自分の感情をコントロールするよう努力することが重要なので、気楽に考えていきましょう。
怖いという感情を克服する方法
上で「怖いという感情は克服しなくても良い」と述べましたが、とはいっても恐怖心を克服したい方は多いでしょう。
そんな方たちのために、具体的に恐怖心を克服していく方法があるのですが、
・不安なことを客観的に1つずつ細かく分析する
・恐怖心をポジティブに転換する
といったことを実行してみましょう。
これは、怖いと感じることを客観的に分析することで、広い視点からその問題を解決できます。
この際、紙に書き出すことで可視化でき、また問題把握しやすいのでぜひやってみましょう。
そしてこれらの問題を解決することでどのようなメリットが生まれるのか考えてみることが重要です。
そうすることで思考がポジティブになり、問題解決行動がしやすくなるからです。
たった2つの簡単な方法で多くの方が恐怖心を克服しているので、ぜひ1度やってみることをおすすめします。
どのようにしてニートは就職していくのか
就職に関する不安はなかなか払拭できなく、「仕事したい」と思ってもなかなか行動に移せないことを嘆いて自分を責めてしまう方が多いです。
しかし初めからそんなに行動できる方はごく少数なので、自分のペースで行動していきましょう。
まずは自分ができそうな簡単な仕事から始めてみるのが良いです。
そこから徐々に「仕事をする」ということに慣れていき、社会復帰を目指していきましょう。
アルバイトから始めて自信をつけていく
アルバイトは正社員よりも責任が少ないため、楽に仕事ができるのが特徴です。
特に、短期や単発のアルバイトなら、期限が設けられているため取りかかりやすいでしょう。
そのため最初は週1回とかのペースから始め、そこから出勤日数を増やすことや長期のアルバイトをすることによって、仕事の感覚を体に覚えさせていくのが良いです。
ここでは、深く考えるのではなく「仕事の楽しさ」を意識しながら働くと次のステップに繋がりやすいです。
生活のリズムを整える
昼夜逆転生活を送ることが多いニートが、いきなり規則正しい企業のルールに順応することは難しいです。
そのため、まずは昼夜逆転の生活を正し生活リズムを整えることを意識します。
この際、昼間は外に出かけてショッピングをすることや、友人などとコミュニケーションを図るのが良いでしょう。
なぜなら社会との接点が増えることで、活動的になり、性格が明るくなるからです。
早寝早起きの楽しさなどを噛みしめながら楽しくリハビリしていきましょうね。
自信が付いたら就活を始めていく
こうした準備期間を経て自分に自信がついてきたら、いよいよ就活に向けてシフトしていきましょう。
ここで、ニートが就活していく際は、
- 身なりを整え、最低限就活に必要なスーツやビジネスバッグを揃える
- 自分が入りたい企業を見つける
- 履歴書や職務経歴書を準備したり、転職エージェントを利用する
- 面接対策をする
といった手順になりますが、本記事ではこの中から特に重要事項をピックアップして紹介していきます。
ニートにおすすめの仕事とは?
ニートにおすすめの仕事ですが、人手が足りていないところや需要が増加している業界での就活が良いです。
また、地域で長い間続いている職場も仕事の手順が明快なところが多いため、作業しやすく働きやすいので、働くにはおすすめです。
こういった業界に自分の趣味や得意分野などを加味した上で仕事を選んでいくようにすると、楽しく働けるので、怖いと感じないでしょう。
ではニートが就職するのにおすすめの職種は一体どんなのがあるのでしょうか。
警備、保安職
警備や保安職は働いている人の高齢化が進んでいるため、若ければ若いほど就職しやすいのが特徴です。
ただし深夜の仕事や立ち仕事などが多いため、体力に自慢がある人や深夜でも仕事ができる自信がある人でないと厳しいです。
若さを武器に仕事ができたり、若手の採用に積極的なため、面接ではそこを主張していきましょう。
物流業界
ドライバー職なども若手の採用に積極的なため、若いほど採用されやすいです。
やる気さえあれば内定を取りやすく、運転などが好きな人や働く実感を得たい人にはおすすめの仕事だといえます。
なお、物流業界はドライバーだけでなくオペレーターや営業職といった仕事もある場合が多いため、さまざまな選択肢の中から自分のやりたい職種を選択することが可能です。
そのため1度就職先に問い合わせて、希望の職種があるのか、また職種は選べるのか聞いてみるのが良いでしょう。
介護職
専門的なスキルや資格が必要とされる職場が多いものの、それを持っていれば即戦力として働けるのが介護職です。
こう聞くと「難しい」と感じるかもしれませんが、高齢化社会が進んでいる日本では介護職の募集が多いため、たとえ資格などが無くても内定が取りやすいのが現状です。
これからより介護を必要とする人が増えていくにあたって介護職の需要も高まっていくため、働いていることに誇りを感じやすいでしょう。
高齢者と関わるのが好きな方や誰かの役に立ちたいと思っている方はぜひ1度考えてみてはいかがでしょうか。
ニートでも面接は怖くない
自分が就職活動を行っていることを実感する一方、就活において最大の難関ともいえる関所があります。
そう、それは「面接」です。
ただでさえ面接はみんな怖いと感じるのに、就職そのものに恐怖心があるニートにとってはひとたまりもありません。
せっかくここまできたのに、面接が怖くて辞退してしまう方もいますが、実はニートの面接はそこまで難しくないのです。
しっかりと対策を練れば面接も怖くないので、本記事ではその対策方法を伝授します。
怖くない面接の秘訣とは?
ニートが面接に挑む時は
- ニート時代を反省すること
- 嘘をつかないこと
- 堂々とした態度で面接に挑む
- ハキハキと喋る
といったことが大切なので、よく意識しましょう。
態度からやる気を見せることで面接官に好印象を与えられるほか、嘘をつかないでハキハキと喋ることで説得力や信頼感を与えられるので、採用されやすくなります。
ここで、「嘘をつかないということが何もなくなる」と心配になるかもしれませんが、実は面接官はニートの就職時に関して誠実性を求めています。
そのため、何もいうことがないのならば「これからどういう活躍をしていきたいのか」をいいましょう。
ニートが使うべき就職エージェント
ニートが就職する際、転職エージェントを活用することをおすすめします。
なぜなら、ニートがもし1人で就活を始めた場合、ブラック企業に入社してしまう恐れがあるからです。
ここで、「そんなこといわれてもどの転職エージェントを使えば良いか分からない」と悩むかもしれません。
そこで本記事では、ニートの就職に特化したエージェントを紹介します。
なぜならこういった転職エージェントはニートについて深く知っているため、対応が上手なのです。
ではおすすめの転職エージェントとは何なのでしょうか。
就職Shop
ニートが就活する際、書類選考に書く経歴がないことで悩むケースが多いですよね。
しかし、この就職Shopでは書類選考がないため履歴書で落とされることがないです。
そのため非常にニートにとって使いやすい転職エージェントとなっています。
では、この就職Shopは就活者のどこを見ているのかというと、人柄や意欲を見ています。
やる気さえあれば就職先が見つかりやすい転職エージェントなので、「やる気はあるけれど就活が不安だ」と思っている方に使ってほしいです。
JAIC
無料就活講座があり、ビジネスマナーや面接対策を行うことができるのがこのJAICという転職エージェントです。
結果として自分に自信をつけることができ、やる気をつけることができます。
また、東京や大阪といった大都市に拠点があるため、都会などで就活したい方には使い勝手が良いといえるでしょう。
就職後も個別サポートをしてくれるため、悩みなどを相談、解決しやすいです。
就職が怖いニートでも就職は十分可能だ!
いかがでしたでしょうか。
本記事では「就職が怖い」と感じているニートでも就職することが可能だということを紹介してきました。
「就活が怖い」と感じるのは不自然ではなく、むしろ自然なことですので、みなさんも少し肩の力を抜いてポジティブに行動していってください。
人生を変えたいなら思いきって行動することが必要ですので、「今を変えたい」と思っている方は少しの勇気を持ってチャレンジしてみてください!