プレッシャーや心の負担から解放されたい!精神的に楽な仕事7選

精神的に楽な仕事

世の中には数えきれないほどの仕事があります。どの仕事にも苦労があったり、辛いときがあったりします。そんな時には、「もっと楽な仕事をしたいな」と思ってしまうものです。でも、なにが楽か、なにが辛いかは人によって違いがあり、一概にこれが楽な仕事ですと決めることはできません。

でも、自分にとってなにが嫌か、なにが辛いかを理解して、それがない仕事を選ぶことができれば、その人にとって楽な仕事だと言えます。

ここでは、仕事とメンタルの関係に視点を置いて、精神的に楽な仕事とはなにかを考えてみます。

仕事上でのプレッシャーや苦痛とは

プレッシャーや心的負担の原因

仕事をしていると、いろいろな局面で精神的な負担を感じることがあります。精神的に追い込まれる時期が長かったり、かかる重圧が大き過ぎたりすると、こんなに辛い思いをしているのは自分だけなのではないかと思えたりします。

そして時には、心が病んでしまうこともあり、精神面のコンディションを整えることはとても大切です。

では、人はいったいどんなことでプレッシャーや重圧を感じながら仕事をしているのでしょうか。

実力以上の仕事

自分の実力や能力を超えた仕事を与えられてしまい、なにをどうしたらいいのかも分からないと悩むときがあります。このような状態は、精神的にとても辛いものです。たとえそれが、自分が高い評価を得られているからだとしても、自信を持って仕事に取り組むことができなければ、精神的にはどんどん苦痛になっていってしまいます。

結果を出すことができなかったらどうしよう、失敗したらかえって評価を下げてしまうのでは…、そう自分を追いつめてしまうとますます苦しくなります。

自分への期待の大きさ

上司や仲間からの期待は、時に大きな負担となって襲ってきます。好意的な評価が、逆にその人にとっては辛いという場合もあるのです。周囲からの期待をバネに飛躍へと向かうケースもあれば、人によってはその期待に押しつぶされてしまうこともあります。

完璧主義者や性格的に真面目な人ほど、このようなプレッシャーを必要以上に感じ、自分を苦しめてしまう場合があるようです。

対人関係

人と人との摩擦は、心に暗い影を落とすことがあります。世の中には、自分とまったく同じ考え方や感じ方をしている人はいません。似ている人はいますが、1人ひとり必ず違う部分が存在します。

その違いを認めることができずに、ちょっとしたことで大騒ぎをする人に振り回されると、その人との付き合いが怖くなります。反対に、相手はなんとも思っていないのに、その行動がどうしても許せないと感じてしまい、自分の中でイライラが募り、精神的に苦痛になるということもあります。

相手の問題か自分の問題かは別として、人間関係が苦痛だと感じながら仕事をしている人はとても多いのです。

迫る納期

仕事とは、基本的に「サービスを届ける」ことです。「届ける」ということは、「モノを運ぶ」というだけではありません。

例えばヘアサロンでお客様のオーダー通りにヘアスタイルを完成させることも「届ける」ということです。そして、届けることがマストであるからには、納期や期限というものが必ずあります。

指定された日に必ず完成させることができるだろうか、指示された時間に間に合うだろうか。業種によっては、納期遅れによる罰則が科されたり、保証を求められたりということもあります。時間にたいするプレッシャーも、実は多くの人が抱えながら仕事をしています。

ミスが許されない

失敗することが許されず、必ず成功させなければいけない。このような場面では、とても緊張が高まるものです。そして、常にそのようなシチュエーションに置かれ続けると、重圧から解放されずに、気持ちを休めることができません。このように世の中には、高い完成度を常に求められ続ける仕事というものがあります。

高い報酬が約束されていることで重圧に耐えていたり、成功の喜びを糧にプレッシャーに立ち向かっている人もいるようです。いずれにせよ、ミスが許されない仕事において、プレッシャーによる心理的負担はとても大きいはずです。

拘束時間が長い

作業そのものはとても簡単だとしても、それを長時間続けなければならないということに、精神的な負担を感じる人もいます。人手不足の工場などでは、軽作業が追い付かず、連日のように早朝から深夜まで長時間勤務が続いているところもあります。

同じことを日々何時間も繰り返すことで、感覚がおかしくなったように感じたりする人もいます。仕事の難易度や専門性の高さ、体力的な面だけが精神的苦痛の原因ではないのです。

成果が見えない・やりがいを感じない

仕事とは、誰かの役に立つことで成立しているものです。逆に言えば、誰かからのニーズがあるからこそ、仕事として成り立っているのだとも言えます。だからそこ、仕事を通して充実感を得ることができるのです。

しかし、職種が細分化し、かつ単純化が進むと、エンドユーザーの顔が見えにくくなります。「自分の仕事は誰の役に立っているんだろう?」「自分の仕事を喜んでくれている人はいるんだろうか?」、そのように空疎な思いを抱きながら仕事を続けることが苦痛だという人も多くいます。

そもそも自分に向いていない

まったく適性に合っていない仕事をしていることで、毎日が苦痛だという人もいるでしょう。例えば、自分の希望とは大きく違ったけれど、家業を継がなければならなかったという場合などがそうかもしれません。

理由はどうあれ、いやだいやだと思いながら仕事をしていれば、その仕事が他人から見てどんなに立派だったとしても精神的には苦痛で、その人の充実につながることはありません。

また、得意な分野を生かしてインストラクターや講師になったものの、やる楽しみと教えることは大きく違い、仕事としては辛いだけという人もいます。適性に合わない仕事は、結果として精神的な負担が大きいというケースです。

重圧や負担にさよなら!精神的に楽な仕事7選

とにかく重圧やプレッシャーから解放されたいなら

なにをプレッシャーと感じ、どのような苦痛を抱くかは千差万別ですが、とにかく心理的負担から解放されたい、精神的に楽な仕事をしたいという人のための職業を紹介します。

地方公務員

顧客、納期、仕事の完成度、サービスの進化などなど、ほとんどの仕事にあるはずの要素をほぼ気にすることなく、仕事内容からすると驚くほどの好待遇の地方公務員は、精神的に楽な仕事のナンバーワンと言えます。「前例を変えないことが仕事」と言い切る現役地方公務員の声は、いたるところで聞くことができます。

かつて、世界で唯一成功した社会主義国が日本だ、という冗談が生まれたのは、このような地方公務員の姿に原因があるようです。

団体職員

「準公務員」「みなし公務員」などと呼ばれる団体職員も、精神的に楽な仕事の上位にあります。団体職員とは「公務員と営利団体で働く人以外」のことを指していて、つまり限りなく公務員に近い仕事をしている人たちです。

イメージしにくいかもしれませんが、全国各地にある農協や商工会議所、社会福祉法人、第三セクター、独立行政法人、財団法人、社団法人、宗教法人、NPO法人といったものを指します。

工場勤務

生産ラインの上で、右から来たものにたいして何かを加え、それを左に流すという作業を繰り返し行います。あるいは、ある場所から取り出して別のところに移すピッキング作業なども、工場勤務の代表的な仕事です。最も単純化され、ミスが起こる可能性が極めて低い作業を、一定の時間黙々と繰り返して行う。

決まった作業以上になにかを迫られたり求められることがない工場勤務では、重圧やプレッシャーに襲われることがないため、精神的に楽な仕事としては最もイメージしやすいものの1つです。

駐車監視員

2人組で街中を歩き、駐車違反車両を取り締まっているのが駐車監視員という仕事です。これも、みなし公務員にあたります。薄緑の作業服を着て公道をチェックし、違反車両があれば一定の確認をした後に違反キップの発行作業をします。

車の持ち主や住民がもしクレームや言いがかりをつけたとしても、駐車監視員は対応せずすぐにその場を離れるようにとの指導が徹底してなされているので、人との接触や交流もなく、精神的な負担はありません。

郵便配達員

郵政民営化で公務員ではなくなりましたが、郵便配達員も精神的には楽な仕事の上位でしょう。それぞれのエリアに仕分けられた郵便物を、バイクや自転車で各家庭に届けます。料金代引きや料金後納の場合の集金は別として、基本的にポストへの投函なので人と接することも少なく、ルートや休憩時間の設定なども基本的に自分で行うことができます。

お正月やお盆など贈り物が増える時期でも、仕分けや窓口業務は多忙になっても、担当エリアの配達件数そのものは変わらないので、配達員の労力はさほど増えることはありません。

ルートドライバー

決められた曜日に、決まったものを、指定の時間内に届けるルートドライバーの仕事も、精神的な苦労は大きくありません。準備は、配達する商品の積み込みで完了。現金のやり取りも多少はありますが、いつも同じ顧客とのやり取りなので問題が生じる可能性は極めて低いです。

そして、宅配便のドライバーと違って、ルートドライバーは留守宅との約束事もできているので、再配送などの労力は宅配便のドライバーより大幅に小さいです。

インストラクター/講師

人に教える側であるインストラクターや講師にとって、ユーザーは顧客であると同時に教えてもらう側でもあり、立場的に有利な状態でいられます。

基本的に、知識や技術、経験値というものがユーザーより優れているため、商品であるプログラムやカリキュラムを厳しく評価されることはありません。そのため、精神的な重圧などを感じることなく仕事ができます。

誰にでも当てはまる「精神的に楽な仕事」は無い

「精神的に楽な仕事」について、その理由とともに紹介してきました。とは言え、誰にとっても共通する精神的な楽な仕事というものは、なかなか見つけることはできません。

なにが楽か、なにが苦痛かということは、人それぞれ違います。「精神的に楽な」という前提を付けたとしても、1つの状況を心理的にどう感じるかは千差万別です。

それに、紹介した仕事にも、現場での苦労はあるでしょう。とはいえ、誰でもつい「楽な仕事ってなんだろう?」と考えてしまうものでもあります。そのような考えをまとめる参考になれば幸いです。